葛西臨海水族園は、2021年6月より1日最大2000名の予約制で営業しています。
1日2000人といっても、なかなか実感がわかないのが正直なところ。
園内やレストランの混雑具合はどうなのか。
新型コロナウィルス対策はどうなのか。
2021年7月の日曜日、葛西臨海水族園に実際に行った様子を詳しくリポートします!
なお、入園予約の詳細は関連記事↓をお読みください。
1.入園までの全手順
葛西臨海水族園の最寄り駅は、JR京葉線の葛西臨海公園です。
駅を出ると、右手前に噴水、奥に大きな観覧車が見えてテンションが上がります。
公園は通路が半分に仕切られており、
・向かって右が、公園へ入る道
・向かって左が、公園から出る道
となっています。
曇っていても遮蔽物が少ないので暑いです。
暑さ対策は忘れずに!
数分歩くと、左手が葛西臨海水族園の入口になります。
到着した時刻は10時。
予約の時間は9:30ですので、9:30~10:30の間に入場する必要があります。
チケットを買う前に、特設テントで予約のQRコードスキャンしてもらいます。
(QRコードは予約時に指定したメールのリンクをクリックして表示します)
予約したときは「写真付きの本人確認書類が必要」とのことでしたが、何の疑いもない親子ふたり連れだったのでしょうか。
本人確認なしでパスしました。
また、チケット売り場のすぐ手前で写真撮影会をしていました。
無料でカードをくれるとのことで撮ってもらいました。
(カードのサイズはハガキより2まわり小さいくらい)
もっと大きな写真がほしい場合は、専用フレームに入ったものを買うこともできます。
ついでに申しますと、気になるお値段は1200円です。
さて、チケット購入の前に最後の試練、「検温」をクリアせねばなりません。
検温は顔を近づけて測るタイプの体温計で行います。
子ども用に、背の低いタイプも用意されていましたよ。
さてさて検温をパスし、手指を消毒して、チケットを購入します。
誰も並んでいません。
小学生までは入園料が無料なので、大人1枚のみ購入。
700円ナリ。(安い!)
ゲートを通過して、通路を歩き、ドーム型の入り口に到着!
いよいよ館内に入場です。
我々が帰る頃、ちょうど13:30の入場列に居合わせました。
約20~30組の人々が並んでいました。
そして、13:45には列がほぼなくなっていました。
入園時間は1時間の幅があります。
13:30の予約の場合、13:30~14:30に入ればOK。
来園するときは、入場開始時刻より少し時間をずらした方が余裕をもって入れるといえます。
2.館内の様子
(1)水族館
エスカレーターを降りて館内に入り、順路どおりに進んでいきます。
係員さんによるチェックはなく、自由に観覧するスタイルです。
水槽の前の観覧客は多くて3組程度でしょうか。
小さなお子さんを連れた親子が多く、ほかのお客さんと距離を保ちながら順序通りに見るのは無理ですが、空いているのでさほど気になりませんでした。
マグロの水槽前のベンチに座って休憩したときも、お客さんどうしで座る間隔をきちんとあけていたので、安心して座れました。
(2)レストラン
レストランは11:30頃に利用しました。
いちおう座席を確保してからランチを買いに行きましたが、レストランの利用率は3~4割ほど。
結果的に座席はとらなくても余裕がありました。
レストランはセルフ式です。
トレイを持って食べたいものを注文しながら横に移動し、最後にまとめて精算するスタイルです。
私は「まぐろカツカレー」(900円)を注文。
まぐろカツが想像より大きく、かじるとザクザクとした歯ごたえもして、なかなか良かったです。
辛さは中辛程度なので、辛いのが苦手なお子様は「マグロカツ De オムハヤシ」(980円)をおすすめします。
ちなみにお水は給水器の横に紙コップが設置され、「おかわりは新しいコップで」と書かれていました。
給水器のすぐ横にもしっかり消毒液が置いてありましたよ。
写真はまぐろカツカレーです。
(3)ギフトショップ
アマビエマグロがお出迎えしてくれる園内のギフトショップ「アクアマリン」。
「密」という意味ではここが一番混んでいました。
混んでいるといっても、店内の買い物客は多くても20名弱。
空いてはいるのですが、買い物客どうしで見たいものが重なると、2mの距離を保つのは難しいです。
今回購入したお土産は、ぬいぐるみ、ペーパークラフト、靴下、トートバッグです。
ペーパークラフト以外は葛西臨海水族園のオリジナル商品です。
ほかにもマグロのナノブロック、マグロ柄のマスクなどなど心惹かれるグッズがたくさんで目移りしまくりでした。
ちなみに買い物だけなら入園しなくてもできます。
水族園の正門を入ってすぐ右手のギフトショップ「アクアスケープ」は入園券なしで入れます。
品揃えは園内の売店の方が豊富ですが、葛西臨海水族園のグッズだけでなく、上野動物園、多摩動物公園、井の頭公園動物園のぬいぐるみ等も売っています。
パンダの赤ちゃん、シャンシャンの本当の大きさを再現したぬいぐるみもあり、見るだけでも楽しいです。
(4)中止になっている催し
・マグロの餌やり
・ペンギンの餌やり
・しおだまり(タッチプール)
・発光生物コーナー
・ウミホタルのスポットガイド
(5)開催されている催し
・マグロのツアーガイド
・ペンギンのツアーガイド
ツアーガイドとは飼育員さんが、生き物の説明をしてくれる催しです。
どちらも12:30~だったので、どちらか片方を選ばなくてはいけません。
我々はペンギンのツアーガイドを聞きに行きました。
約10分間、葛西臨海水族園のペンギンについてのお話を聞けて面白かったです。
オウサマペンギンとイワトビペンギンは暑さに弱いので別室で飼育されていると聞いて、なるほどと思いました。
気をつけたほうがよいのは、ペンギンを飼育しているのは外のプールということ。
日差しがきつかったです…。
(ペンギンが泳ぐ様子を観察できるトンネルの下は涼しいのですが、マイクの音が少し聞こえにくいです)
3.感染対策
新型コロナウィルスの感染対策は複数なされていました。
・2mの距離をとる案内板が多数設置されている。
・消毒液もレストラン、売店、お手洗いの前など多数設置されている。
・餌やり等、イベントの中止
・東京版新型コロナ見守りサービスの導入
東京版新型コロナ見守りサービスとは、入館した施設でクラスターが発生した場合にメールかLINEでお知らせが届くサービスです。
詳細は、下記のリンクをクリックしてください。
「東京版新型コロナ見守りサービス」
4.まとめ
・入場時刻ちょうどに行くと入園待ちの列ができている。(15分程度で解消)
・館内は空いている。
・中止になっているイベントもある。
(ただし状況によって変更があると思われますので、詳細は葛西臨海水族園公式サイトをチェックしてください)
・買い物だけなら外の売店でもできる。
葛西臨海水族園は、予約制になったことで、かなりゆったりと観覧できました。
ひさしぶりのお出かけで、娘も大喜び。
たくさん歩きすぎて、ふたりとも帰りは足が棒のようになりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。